2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

話しても分からない

自尊心の病に憑かれた人には話しても無駄だ。そんな人は相手の言うことを分かろうとはしない。話せば話すほどその人を激昂させるだけだ。だから、私はそんな人には何も話さない。沈黙するか、さっさとその場を立ち去るだけだ。私のことを無愛想だという人が…

西部邁と大審問官伝説

前回西部邁がドストエフスキーと同じ立場に立つ思想家だと述べたが、その言葉の意味を理解することができない人がいるかもしれないので、もう少し説明を加える。 と言っても、この説明はじつに簡単だ。西部の著書のどこを開いてもドストエフスキーの思想に出…

西部邁とドストエフスキー

私が西部邁を尊敬するようになったのには二つ理由がある。 ひとつは西部が『大衆の病理』(NHKブックス、1987)や『白昼への意思――現代民主政治論』(中央公論社、1990)などで述べている大衆批判やメディア批判に深く共感したからだ。ここで批判している…

西部邁を尊敬しているのなら

西田昌司は西部邁を尊敬しているそうだ。西田ほどではないかもしれないが、また右翼ではないが、私も西部邁を尊敬している。これまで西部の書いたものはほとんど読んできた。西部が西田も同席していた場で述べているように(「2009年大晦日特番 『如何にせん…

西田昌司に敢闘賞?

今朝の朝日の朝刊で星浩が「国会「三賞」」のひとつとして、自民党の西田昌司に敢闘賞を贈呈している。贈呈したのは、西田が前原外相の外国人献金問題を暴露し辞任に追い込んだからだ。最初冗談だと思ったが、何度読んでも冗談ではなく、星は本気で贈呈して…

民主党が終わった

野田佳彦が総理大臣になり、小沢一郎の盟友、輿石東を幹事長に選んだ。これで民主党が終わった。最近藤井裕久がNHKで小沢を激しく批判したので多くの人が気づいているだろうが、小沢は自分の権力欲のためなら何をしてもかまわないという人物だ。その一例…