血管腫

 四年前の今頃フェイスブックに書いた記事。年を取ると、意外なところに意外なものができる。楽しみです。というのは嘘。

 小さな赤いあずき豆みたいなのが右のほっぺたにできて、たいしたことないや、と、あなどって、風呂の中でごしごしタオルでこすったら血が噴き出した、ということは、前に書きました。
 で、あわてて近所の皮膚科に行ったら、これは血管腫というもので、年を取ると出やすい、80歳ぐらいになると、全身血管腫になる人もおられる、と医者に言われた、ということも前に書きました。
 そして液体窒素で焼き切ってもらいましたが、二、三日したら、何もしないのに、また血が噴き出したので、「おんどれー」という感じで、同じ医者に行くと、「すまん、すまん」ということで、今度は電気凝固の治療をしてくれました。これは診察代だけで、ほとんど無料でした。当たり前ですが。で、その時言われたのは、これでしばらくするとかさぶたみたいなのが出来て、それが取れるとあとはきれいになります、ということでした。
 ところが、それが一ヶ月たっても、赤い小豆のよう。それもかなり大きいまま。
 これでは、藤山寛美の丁稚みたい(と言うても知っている人は少ないやろね)やないか、と思い、今朝、思い切って奈良の大きな病院に行って、切開手術をしてもらいました。また顔に絆創膏を貼ることになった。