西部邁ではないが、日本など滅びてしまえばいい、と思う今日このごろである。その西部でさえ、自尊心の病に憑かれていた。吉本隆明も同じ。辺見庸も同じ。絶望するしかない。しかし、徹底的な絶望から希望が生まれるというのも本当のことだ。
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